スイーツブームで考える「見た目」と「味」

スイーツとSNS映え

盛り上がり続けるブーム

「とにかくかわいい、美しい見た目で、インスタ映えしそうなスイーツが好き!」
という人もいれば、
「見た目は地味でもいいから、おいしいスイーツが食べたい!」
という人もいるでしょう。

もちろん、見た目もかわいくて、おいしければ、言うことなしです。
ある意味、今流行っているスイーツはその二点が両立できていると言ってもいいのではないでしょうか。

ニューヨーク風カップケーキのように、かわいらしい彩りのトッピングやクリームで飾られていたり、大人気のスフレ系パンケーキのように色とりどりのフルーツやクリームなどを盛りつけられていたり、今はわかりやすくカラフルな見た目のスイーツが評価される傾向にあります。
もちろん、それらの味についても十分おいしく、「味」と「見た目」の両方を兼ね備えたおしゃれなスイーツが老若男女問わず幅広い世代から支持されるのも当然の結果でしょう。

SNSとフォトジェニックなスイーツ

最近は若い女性を中心に「インスタ映え」、つまりSNSに掲載するためにより美しい見栄えのフォトジェニックなコンテンツを求める傾向が高まっています。

SNSの利用者数は年々増加していますし、わざわざ美しい話題のスイーツの写真を撮るために遠出したり、行列に何時間も並んだりする人たちも少なくありませんが、SNSで写真を投稿するためだけにスイーツを購入し、撮影後にはほとんど食べずに捨ててしまうといった問題も起きています。
スイーツや食べることが好きなのではなく、かわいいものが好きなだけ、写真を自慢したいだけだったのかもしれませんが、そんな人たちの浅はかな振る舞いで、本当にスイーツを愛している人たちのイメージまで悪くなってしまうのは悲しいことです。

そもそもインスタ映えすると最近話題になっているスイーツは、見た目だけでなく、味もきちんと追求して作られており、だからこそ人気になっているのです。

海外のスイーツにも、ポップでカラフル、かわいらしいものはたくさんありますが、見た目だけではない「おいしさ」を追求している日本のおしゃれなスイーツはプロの作り上げた芸術品と言っても過言ではありません。
食べずに捨ててしまうなんてもったいない限りですし、罰当たりな行為です。

かわいい、美しいスイーツたちは誰かのSNSの見映えを飾るための道具ではなく、食べた人を幸せにしてくれる、作った人の心がこもっているものなのです。